月別アーカイブ: 2013年7月

少し前に生産終了したサブマリーナ デイト Ref.16610

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

少し前に生産終了したサブマリーナ デイトを紹介します!

16610Ref.16610

Ref.16800の後継モデルとして1989年~2011年頃まで生産されたサブマリーナです。

Ref.16800とスペックはにており、防水性は300m、逆回転防止ベゼル、サファイアクリスタルガラス、サイクロップレンズ、クイックデイト機能などいっしょですが、ムーブメントが2万8000回転、31石、ヒゲゼンマイをそなえたCal.3135に進化しました。

このモデルも長年生産されマイナーチェンジを少しづつして進化しています。

●文字盤の夜光塗料はトリチウムからルミノバになり、文字盤6時位置下に記載されていた『T』という文字がなくなりました。(トリチウムは発癌性の可能性を指摘されたため、夜光塗料の変更になったそうです。1990年終わりごろから)

16610のT16610Tなし

 

●ケースの横穴がなくなりました。

16610横穴 16610ケースサイド

●サファイアクリスタルに王冠のすかしが入る。(うまく写真とれませんでした)

●インナーベゼルに刻印されるようになる(見えにくいですが、ROLEXという文字やシリアル№が刻印されてます)

16610刻印なし 16610刻印あり

生産終了して中古市場の値が上がっていますね!今では中古で40万~70万しています。10年前の中古相場より20万は高くなっているような…。

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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トリプルゼロと言われる謎のサブマリーナ Ref.168000

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日はトリプルゼロと言われるサブマリーナの紹介です!

168000Ref.168000

1985年~1989年頃まで生産されたと思われるサブマリーナで、型番の桁数が通常より1つ多く0が3つなので、通称トリプルゼロと言われています。

このモデルはRef.16800と同じときに生産され見た目はほとんど一緒です。違いはステンレスの素材が、耐食性に優れた素材へ変更されたと噂されています。

ただ、国際保証書(ギャラ)には168000ではなく、16800と記載されているので、ケースの製造時に刻印ミスがあったのではないかとの説もあり、謎めいたもでるです。

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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300m防水になったサブマリーナ! Ref16800

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日ご紹介のサブマリーナは、現行モデルの機能に近づいたモデルです。

16800Ref.16800

Ref.1680の後継モデルとして生産されたこのモデルから、サファイアクリスタルガラスになり今までの硬化プラスチック風防よりキズが付きにくく約3倍の強度を備えました。この風防やケースの改良により防水性も300m防水にアップしています!

ムーブメントはCal.3035になり2万8800回転のハイビートになり、カレンダーもクイックカレンダー機能を備えています。

あとはベゼルに逆回転防止機能が付き、今でもこの機能は採用され続けています。(逆回転防止機能はダイビング時の計測ミスを防ぐためです。潜水していられる時間を計るためですが、ベゼルが回転してしまうと潜水していられる時間の計測を間違ってしまい、命にかかわるので非常に大切な機能ですね)

 

このモデルは1981年頃~1989年頃まで生産されましたが、途中でマイナーチェンジをしており、後期モデルは文字盤のインデックスにフチ有りに変更されています。以降サブマリーナ デイトのモデルには全てインデックスにフチが付いています!

16800フチなしアップ 16800フチ有りアップ

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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サブマリーナ希少モデル 赤サブ Ref.1680

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日の紹介は、アンティークでも有名な通称『赤サブ』の紹介です!1680初期Ref.1680

『赤サブ』とはサブマリーナが初めて日付を搭載したRef.1680のモデルで、『SUBMARINER』表記が赤色になっているモデルです。

Ref.1680は1965年頃~1980年頃まで生産されましたが、赤サブはそのうちの1970年前後から約4年間と言われています。

1968年~1974年製の年式(シリアル)は見たことがありますが、文字盤交換されている場合もあるので判断は難しいですけど…。

その為、かなり希少なモデルですがかなりの数が市場でみられるので要注意です!(日本ロレックスで修理していても、赤サブという証明にはなりません。日本ロレックスでも鑑定できません!)

 

文字盤の防水表記には様々あり、上記に載せている写真の『200m=660ft』が前期モデルで、『660ft=200m』となっているモデルが後期モデルと言われていますが、定かではないです。(1968年のシリアルでも『660ft=200m』の記載されているのもあります)

『200m=660ft』表記の文字盤にはブラウン文字盤と言われるものも見かけますね。

1680ブラウン 1680初期

左:ブラウン文字盤  右:黒文字盤

あと細かい点では、『ft』の横棒の位置が違うものや、『660』の6がくっついているモデルなど様々です。

1680その21680赤サブ文字盤

多分左の画像『660』の6が離れ、『ft』がずれているタイプの方が、右の画像の表記タイプより古いと推測しています!

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サブマリーナ初のデイト付モデル Ref.1680

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日は、サブマリーナ初のデイト付モデルの紹介です!

1680Ref.1680

1965年頃~1980年頃まで生産され、このモデルから日付ありのサブマリーナはクロノメーター仕様となりました。日付なしのサブマリーナは基本的にノンクロノメーターです。(現行モデルRef.114060からはクロノメーター仕様になりましたが…。)

ムーブメントはCal1570にデイト機能を付けたCal.1575を搭載。

文字盤の防水表記は、製造年代によって若干異なり、『200m=660ft』の方が古く、『660ft=200m』表記の方が新しいと言われております。

この型番で忘れてはいけないのが通称『赤サブ』ですね!赤サブについては後日紹介していきます!

 

あとこのあたりの年式のロレックスは、交換パーツなど多く出てしまうことがありますが、最近純正パーツの値段も上がってきているので、純正パーツが手に入る今のタイミングでの修理をオススメします!時計修理専門店シエンより

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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イギリス海軍使用のサブマリーナ! Ref.5517

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

今回の紹介は、イギリス海軍使用のサブマリーナです。

5517Ref.5517

ベースはRef.5513を改良してつくられています。ですのでムーブメントはCal.1530です。

違いはデザイン部分になりますが、

●ベゼルの目盛が1分刻み

●文字盤に『T』というトリチウムマークが入っている

●時針、分針、秒針のデザインが違う。(短針はリーフ型、秒針はダイヤモンドのようなポインター付き)

●裏蓋に刻印あり

5517裏蓋

●ベルトはナイロン製のミリタリーベルト!

かなり希少なので、価格は要相談が多いですね!

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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コメックス社と共同開発されたサブマリーナ! Ref.5514

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

今回はコメックス・サブマリーナの紹介です。

5514Ref.5514

世界最大の潜水会社コメックスとロレックス社のコラボレーションモデルです!

『COMEX』と記載されているモデルはシードゥエラーによくみられますが、サブマリーナにも存在します。

もともとはRef.5513をベースにつくられたようですが、コメックス社からの大量発注に伴い別のリファレンスRef.5514にしたとのことです。おそらくシードゥエラーのプロトタイプと思われます。

特徴は

●文字盤に『COMEX』の表記(なかには表記なしもありますね)

●9時位置のケースサイドにヘリウムガス・エスケープバルブ(深海作業の飽和潜水で、減圧時に時計内部からヘリウムガスを排出するための機能。この機能が中ればガラスが割れたりしてしまいます)

5514エスケープバルブ

●裏蓋にシリアル№(基本的にはコメックス社員に供給されたそうなので、市場にあるモデルの元をたどればコメックスの社員が手放したものと考えられています。)

Ref.5514裏蓋

日本ではあまり見かけませんが、世界では約600~1000万円で販売されています…。確かにかなり希少なので、リダンには注意すべきですね!!!

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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一番長く生産されたサブマリーナ Ref.5513

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日紹介のサブマリーナは、歴代サブマリーナの中で一番長く生産されたモデルです。

5513

生産期間は1964年頃~1989年頃までの約25年間製造されました。

防水は660ft=200mでプッシュ式の両回転ベゼル(外見はRef.5512と非常に似ています)

このモデルもRef.5512同様、生産期間中にマイナーチェンジしています。

●ムーブメントは初期モデルにはCal.1530が搭載され、のちにCal.1520に変更されています。(基本ノンクロノメーターです!中にはクロノメーター表記のものもあります)

●文字盤の6時位置の表記もRef.5512同様、古い順に『200m=660ft』、『660ft=200m』、『SUBMARINER表記が上で660ft=200m』が存在します!

●インデックスも初期モデルにはフチなしといわれるインデックスですが、後期モデルはインデックスにフチが付いています。

5513フチ有←フチ有りのインデックス!

アンティーク市場でも流通が多いモデルですが、やはりフチなしのモデルの方が相場が高いですね!

あとはこのモデルで終わってしまうドーム型風防のコンディションによります!現行のモデルと違い風防の形がドームのように盛り上がっており、素材がプラスチックの為 コンディションが良い風防ほど値を上げています!!!

ドーム型風防←ドーム型風防

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リューズガードを初めて備えたサブマリーナ Ref.5512

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

先日紹介したRef.5510の後継モデルを紹介します。

5512Ref.5512

1959年頃~1977年頃まで生産されていたサブマリーナ!!

このモデルからリューズガードを備えた機能になっています。その名の通り、リューズを守るための機能です。水中の作業中にリューズを何かにぶつけてしまい、リューズが破損するという問題を解消する為です。

もちろん以降のモデルには全てリューズガードがそなわっています!

防水性は660ft=200m防水で、ムーブメントはCal.1530を搭載していましたが、のちにCal.1570に変更されています。

大きな特徴はこのサブマリーナはクロノメーター仕様で知られています!ただ、ノンクロノメーターも存在しているようで文字盤にクロノメーター表記がないモデルもあります。

またベゼルは両回転式ですが、板バネが採用され押し込まないと回せない機能になりデザインもベゼル周囲に大きな溝のような形になりました。

このモデルは製造期間が長かったのですが、その間にマイナーチェンジが行われています。

文字盤の表記違いです!

6時位置の表記が古い順に『200m=660ft』、『660ft=200m』、『SUBMARINER表記が上で660ft=200m』が存在します!

最初に掲載している画像が『200m=660ft』の文字盤ですが、初期モデルにはSUBMARINERと防水表記がゴールドタイプが存在します。

5512ゴールドゴールドタイプの表記

以降は全て白文字の表記です!

5512防水表記1『200m=660ft』

5512防水表記『660ft=200m』

5512サブ表記上『SUBMARINERが上で660ft=200m』

生産期間が長く市場でも見られますが、やはりプレミア価格ですね!価格はだいたい80万円~してます。コンディションよりきりですけどね。国際保証書(ギャラ)有りだと100万円~してますね!高いのは200万円超えてます。

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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短命に終わったサブマリーナ Ref.5510

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日は1958年頃~1960年頃に生産されたサブマリーナの紹介です!

5510Ref.5510

Ref.6538の後継機モデルとされていますが、生産は今回紹介するRef.5510の方が早くに生産終了していると思われます。

変更箇所は、防水性が200mにアップしたことと、ムーブメントがCal.1530に変更されています。ただ、Ref.6538はクロノメーター仕様でしたが、このRef.5510はノンクロノメーターのモデルです!

特徴はデカリューズ、文字盤の外側にサークルあり、秒針のドットが大きい!

見た目はRef.6538(クロノメーター表記がない文字盤)とほぼ同じ為、ムーブメントを確認しなければ見分けがつきません。その為、ジェームズ・ボンド・モデルは一般的にRef.6538と言われていますが、映画で見られたサブマリーナの文字盤は、6時位置の表記が2行でクロノメーター表記がないことからRef.5510がジェームズ・ボンド・モデルと考えられる意見もあります。

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