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オーバーホール修理事例

耐久性に優れるオメガでも定期的にオーバーホールを

耐久性に優れるオメガでも定期的にオーバーホールを



耐久性に優れるオメガ社の腕時計


オメガ社は高級腕時計ブランドの会社です。独自の開発を重ねていき、耐久性を重視したコーアクシャル機能の実用化に成功しています。この機能がはじめて開発されたのは1974年にジョージ・ダニエルズという時計技師により開発されました。実際に量産化が試みられたのは1990年代という、とても長い時間をかけて実用化に至りました。
この機能が採用されたことで、オーバーホールの間隔が長くなるという画期的な発明でしたが、当時は周囲に理解を得られず、さまざまな同業他社にこの機能の実用化を持ちかけたものの、結局実用化には至りませんでした。どの会社にも見向きもされなかったこの機能ですが、唯一オメガ社だけが目を付け量産化を図り、1999年、「デ・ビル」モデルに採用された経緯があります。このような誰もが無理だと諦めていたものを実用化に漕ぎ着けるという開拓精神に溢れたジョージ・ダニエルズと同社の姿勢がコーアクシャル機能の実用、量産化の成功につながったと言えるでしょう。
コーアクシャル機能だけではなく、防水機能を備えた時計も多く出回っており、シーマスターがその代表的なモデルです。シーマスターにはヘリウムを逃がすための機能が備わっていて、現行モデルの中で一番深くまで潜ることができるモデルでは、最高120気圧まで耐えることができます。
オメガ社のスピードマスターがアポロ計画に採用されるか否かを同業他社と争い、スピードマスターに軍配が上がったというのは有名な話です。採用に名乗りを上げた各社の時計をNASAがさまざまな耐久テストをおこなった結果、スピードマスターのみが試験に合格したといいます。このようなエピソードからもオメガ社の時計は耐久性にとても優れていることが分かります。

現在まで伝わるさまざまな逸話


オメガ社は、耐久性に重きをおいており、スピードマスターモデルは非常に堅牢なモデルとして現在も知られていて、耐久性の高いケースが特徴です。NASAで公式に使用される時計として採用された際は自動巻きや日付表示がなく、非常にシンプルな造りにも関わらずクロノグラフ(ストップウォッチ機能)を備えていることが採用の決め手となったようです。そして、NASAと同業他社が争ったエピソードはとても印象深いものがあります。採用に名乗りを挙げた同業他社の製品それぞれに耐久テストをおこない、見事スピードマスターが採用に至ったのですが、正式な採用が発表された後、アメリカのとある会社がこの決定に反論したといわれています。アポロ計画はアメリカの一大プロジェクトであって、そのプロジェクトに使う時計が他国の製品であることに納得がいかなかったということです。そこで、NASAの決定に異議を唱えた会社との比較実験が再度おこなわれましたが、結局再度スピードマスターに軍配が上がったといいます。ただ、スピードマスターの内部機能が宇宙環境下で稼動するか不安が残っていたため、内部機能は異議を唱えた会社の機能を採用したそうです。この話はどの会社の時計にもそれぞれのよさがあるということがよく分かるエピソードといえるでしょう。
他の有名な話では、映画「007」でも覇権を争っていた過去があり、原作では主人公のジェームズ・ボンドが他社の時計を使用していたのですが、近年の作品はオメガとスポンサー契約を交わしたため、シーマスターモデルが使われるようになった経緯があります。

耐久性のあるオメガ時計でもオーバーホールは必要なのか


オメガ時計でもオーバーホールは必要です。オメガ時計はコーアクシャル機能を採用しているモデルもあり、耐久性に優れるのが特徴ではありますが、定期的にオーバーホールをした方がよいというのはいうまでもありません。コーアクシャル機能が搭載されているものであれば、10年は分解してメンテナンスをする必要がないといわれていますが、内部からサビがでてきて駆動に支障をきたすことは有り得るので、数年単位の定期的なオーバーホールは必要だといえます。高級腕時計といわれているだけあり、壊れたら買い換えるぐらいの気軽さで購入できるような値段ではありません。
そして、高級腕時計の中には既に生産が終了し、プレミアがついているものも存在します。中には、壊れるのを覚悟で使い続け、壊れたらまた買い換えればよいと考えていて使い潰し、その後再度購入しようとしたところ、そのモデルが既に生産終了していたということも高級腕時計では多いケースです。そういったこともあるため、尚更オーバーホールを意識しておこなった方がよいといえます。
10年持つとはいっても、あくまでも10年というのは目安であり、コーアクシャル機能というのも駆動部の摩耗を最小限に抑えるということで、摩耗が100%ない、ということではありません。コーアクシャル機能により耐久性が向上しているのは事実ですが、その10年の目安を鵜呑みにして使い続けていると、サビや摩耗が交換することのできない部品や状態にまで達し、オーバーホールができず買い換えるしか選択肢がなくなってしまうということもあります。そのため、長く愛用するためにもオーバーホールは行いましょう。

OMEGA(オメガ)
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