月別アーカイブ: 2013年7月

アンティークの特徴が最後になるサブマリーナ!Ref.5508

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日は1958年頃に製造されたサブマリーナを紹介します!

5508Ref.5508

このサブマリーナはRef.6536の後継モデルとされ、ムーブメントがCal.1530になり5振動モデルとなっています。製造年代は1958年頃~1965年頃。

このモデルは『リューズガードのない』、『文字盤の外周にあるサークルライン』、『防水が100m』という特徴の最終モデルです!!!

今のモデルには見られないので、アンティーク市場でこのような特徴は非常に評価が高いです。(2007年、Ref.5508 の買取額は付属品なしでも80万とか100万円してましたね)

もちろんこのモデルも謎な部分があり、ノンクロノメーター仕様のCal.1530なのですが、文字盤にクロノメーター表記があるものも見られました。もしかしたらCal.1560が搭載されていたのかも…。

 

このあたりの年式はかなりデリケートなメンテナンスが必要になってきますが、是非お困りの方は時計修理専門店シエンにご相談ください!

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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ジェームズ・ボンド・モデルと呼ばれた幻のサブマリーナ

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日の紹介モデルは、サブマリーナの第2世代で、通称ジェームズ・ボンド・モデルと呼ばれるサブマリーナです!!

6538Ref.6538

このモデルは、Ref.6536と同時期(1956年頃~1964年)に発表されましたが、このRef.6538はRef.6536よりも特別使用になっています!

●防水性が660ft=200m防水(Ref.6536は100m防水)

●ムーブメントはCal.1030ですが、サブマリーナ初のクロノメーター使用(Ref.6536はノンクロノメーター)

文字盤にクロノメーター表記がある文字盤や表記のない文字盤もありますけど…。

●リューズが8mm径のデカリューズ。このリューズには王冠マークと『BREVET』という文字があります。

ちなみに『BREVET』はフランス語で特許という意味

 

このモデルもまた謎が多く、発売から2年後にマイナーチェンジをしたと噂されています。ケースが厚くなり、ベゼルも15分まで1分目盛、デカリューズになったなど。あとレッドトップと言われる12時位置ベゼルにある三角の色が赤というのもあり、赤がオリジナルだという説もありますがどちらも見られるため、定かではないです。

あと、ジェームズ・ボンド・モデルと呼ばれる所以は、映画007にて第1作目ドクター・ノオ~第4作目サンダーボール作戦まで、サブマリーナが腕にはめられています。映画の写真上では確認が難しいが、リューズの大きさからRef.6538の可能性が高いと言われています!(ちなみに映画で見られたサブマリーナの文字盤にはクロノメーター表記がなかったそうです)

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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サブマリーナ 第2世代 Ref.6536

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日からはサブマリーナ第2世代を紹介します。

まずはRef.6536!!

6536

Ref.6538と同じ時期の1956年頃~1964頃に生産されたモデルです!

このいモデルからムーブメントがCal.1030になりました。このムーブメントは世界初の全回転両方向巻上げ式のローターになったことです!!!

防水性が330ft=100m防水となっています。

このモデルもたくさんの仕様違いがみられるので謎だらけのモデルです。大きめのリューズが付いていると言われていますが、実際は小ぶりのリューズが多くみられます。

コンディションによりますが、ちょっと前に200万円ぐらいで販売されていました…。

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サブマリーナ エクスプローラー風文字盤 Ref.6200

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

今日の紹介は、エクスプローラー風文字盤のサブマリーナ!

6200Ref.6200

Ref.6204、Ref.6205とほぼ同時期に生産されたと思われるRef.6200!!!

1953年か1954年頃~1957年頃までの生産と思われます。

このモデルもかなり色々なスペックが見つかっているので、一概に判断はできないが、特徴からすると

●文字盤がエクスプローラー風文字盤(違った文字盤も存在します)

●リューズが大きい

●ベゼルの目盛が5分刻み(15分まで1分刻みもあります)

●秒針のドットが大きい

上記からリューズや秒針の特徴からすると、サブマリーナ第2世代のRef.6236やRef.6238への試作モデルとも考えられます。

ちなみにムーブメントは、初期モデルの中でもこのモデルだけムーブメントがバブルバック最終のCal.A296を搭載しています。

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ロレックス サブマリーナ セカンドモデル! Ref.6205

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

サブマリーナ セカンドモデルと思われるRef.6205の紹介です!

6205

初代サブマリーナRef.6204とほぼ同じ時期に発表されたRef.6205!(製造年は1954年頃~1956年頃)

アンティーク市場でいろんなスペックが見つかっているので、一概には言えないが、Ref.6204と同じくベゼルが5分刻みの目盛、ペンシルハンド、秒針の先にドット、防水は600ftでキャリバーはCal.A260というのがオリジナルスペックとも言われています。(写真のベゼルは15分まで分刻みの目盛がありますが…)

見た目では、文字盤上に「SUBMARINER」の表記がないモデルが多くみられます。

しかし、市場では「SUBMARINER表記があるもの」「防水表記があるもの」、また「ベンツ針」「ベゼルが15分までの分刻みの目盛」などが存在し、資料がないのでどれがオリジナルなのか、どれが本当に存在していたのかは謎です。

6205ベンツ針

メンテナンスで文字盤や針、ベゼルなど交換されている可能性がありますが、オリジナルでないという確証もありません。ロレックスの面白い謎のひとつですね!

ROLEX(ロレックス)サブマリーナー
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ロレックス 初代サブマリーナ Ref.6204

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日からはロレックス サブマリーナの歴史を紹介していきます!!!

まずは初代サブマリーナから

6204Ref.6204

1953年に発表されたとされる初代サブマリーナ!バーゼルワールドで正式に発表されたのは1954年でした。

サブマリーナはそもそも、ターノグラフ(ターン 0 グラフ)をベースに開発されたそうです。ですので回転ベゼルを搭載した本格ダイバーズウォッチです。

特徴は

●防水性は600ft!文字盤に表記はなかったが、100~180m?とされています

●ベゼルが5分刻み(両回転のベゼル)

●針がペンシルハンドで、秒針の先にドットが付いている

●ムーブメントはCal.A260で裏蓋がセミバブルバック(膨らんだ裏蓋のモデルをバブルバックと呼ぶ)

製造年代は1953年頃~1956年頃とされかなり希少です。全てがオリジナルパーツは劣化していることもあり、なかなか見られることはありません。

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ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.14270 ブラックアウト

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

今日は珍しい時計の修理があったので紹介します!

14270ブラックアウト

ロレックス エクスプローラーⅠのブラックアウトです!!!

1990年~1991年頃にのみ生産されていたモデルで、インデックスの3・6・9に黒いラインが入っており、文字盤のロゴマークや表記はシルバーで表記されています。(通常はホワイトです)

生産された本数が少ないので希少で、価格も高いですね。今でも70~80万円ぐらいで販売されていますね。

 

2011年から現在は新型Ref.214270が販売されていて、上記のブラックアウトモデルを沸騰させるデザインになっていますね。

ちなみに、今回のブラックアウトの修理は購入当時から一回もオーバーホールをされておらず、かなりパーツの劣化をしていたので高額修理になりました。

分解掃除と交換パーツ(パッキン、ガラスパッキン、リューズ、チューブ、アンクル)で78,500円(税抜き)。もちろん見事に復活しました!!!

ROLEX(ロレックス)エクスプローラー
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ロレックス ダブルネーム

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日はロレックス ダブルネームについての紹介です!

ティファニー

文字盤にROLEXのロゴにくわえ別のブランド名が入っているモデルをダブルネームと呼ばれています。写真はティファニーとのダブルネームです。

各企業がロレックスに発注して、特別に製作してもらい一般向けに販売されていました。よく見受けられるのが、日本で圧倒的な人気を誇るティファニーやカルティエのダブルネームです。ただ、市場に出回る数は非常に少ないので入手困難モデルのため、偽物がたくさん出回っています。一応デイトナの各モデルに存在しているようです。

2007年にティファニーの本店があるニューヨーク5番街へいきましたが、もちろんロレックスのダブルネームは売っていませんでした。ただ、パテックフィリップのゴンドーロというモデルはダブルネームで販売していましたね!

 

今や鑑定は非常に難しいのが現状です。日本ロレックス(今は手巻きデイトナの修理は受け付けてくれない)へ修理を出すと修理はしてくれるが、文字盤は本物である証明ではないとのことです。(本物の文字盤に同じような塗料で記載するので鑑定が難しいんでしょうね)


ロレックス デイトナのオイスターブレス!!!

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日は引き続き、デイトナのブレスについての紹介です。

●初期のオイスターブレス

Ref.78350

このブレスは、金属の塊からコマを1つ1つくり抜いてつくられているのでオイスターブレスとも呼ばれています。またムクブレスともよばれていますね。

1970年代の後半からみられるようになっています。当時はシングルロックですべてがサテン仕上げになっています!!また現行との違いはフラッシュフィットの部分が別になっています。

 

●ダブルロックのオイスターブレス

Ref.78390

1990年代半ば頃から、腕からの脱落防止の為にバックル部分がダブルロックになりました。またブレスの真ん中はポリッシュ仕上げになり高級感が増しています!(ポリッシュ仕上げになっていないのもあったかも…。)

Ref.16520に装備されています!

 

●ダブルロックのオイスターブレス(後期型)

Ref.78390一体型

Ref.16520の最後期モデルに(A品番かP品番)に装備されているフラッシュフィットとコマのエンドピースが一体化になりました。

 

●116520のオイスターブレス

116520ブレス

バックル部に大きな変更がみられ、形はもちろんですが微調節する横穴がなくなり、バックルの内側に変更されました。またバックルの折り畳み部分もホールストップ式と呼ばれる頑丈なつくりに変更されています。

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ロレックス 手巻きデイトナのブレス

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

本日はデイトナのブレスについての紹介です。

●リベットブレス

リベットブレス

コマのサイドをリベット止めしているブレスです。50年代~60年代までのモデルに多くみられ、デイトナでは手巻きのRef.6239、6241、6262、6264あたりによく見られます。現行モデルのブレスより薄くつくられています。

バックルはシングルロックで、王冠マークがはみ出しているモデルとはみ出していないモデルがあります。またバックル部のラインはあるものとないものがあります。

●巻き込みブレス

巻き込みブレス

カシメブレスとも呼ばれる巻き込みブレス。70年前後のモデルによく使われ、デイトナでは手巻きモデルの各モデルに見られます。

この巻き込みブレスは70年代半ばまでスイス以外でも生産されていたので、コマの厚みなどに若干の違いがあります。

フラッシュフィット一体型の巻き込みブレスは60年代末の数年しかつくられていないとのことで珍しい!!!

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