こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。
今回は、エクスプローラーⅠ セカンドモデルと言われるモデルRef.6610を紹介します。
Ref.6610
1950年中期から後半に生産されていたと思われる1950年代エクスプローラーⅠの代表モデルです。
特徴は
・主にダイヤルがエナメル調のミラーダイヤルと言われるモデルで、サークルラインや針、インデックスなどがゴールド色のモノが多い。
・ムーブメントが世界初の両方向回転巻き上げ式のCal.1030になり、巻き上げ効率がアップしました。
今や、プリントの劣化や夜光の劣化などで、ほとんどのモデルがプリントされ直しや、夜光の入れ直しなどいでオリジナルコンディションのものはまずお目にかかれないでしょう。
ムーブメントもCal.1030のクロノメーター使用でしたが、1960年代には1500番代のキャリバーに進化していますので、状態が良いムーブメントは少ないでしょう。
ただアンティークの風合いは抜群なので、人とは違ったエクスプローラーⅠが良い人にはオススメです!!!メンテナンスの維持費用は覚悟が必要ですね…。
お困りの方は時計修理専門店シエンにご相談下さい。

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