こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。
引き続きロレックス エクスプローラーⅠの紹介をしていきます。
本日は、Ref.1016の後継機Ref.14270を紹介します。
1990年~2000年ごろまで生産されたロングセラーモデルです。1997年のドラマ『ラブジェネレーション』で木村拓哉さんが使用したことで人気に火がつき、市場で品薄が続き価格の高騰、手に入らない状況になった有名モデルです。
Ref.1016から大きく変わったデザインは文字盤のインデックスにメタル枠がつき、風防もサファイアクリスタルに変更されたことです。勿論、ムーブメントもCal.1570からCal.3000に変更となり振動数が28800振動のハイビ―トムーブメントに変更されました。
このモデルは約10年の間にマイナーチェンジが多々行われており、生産初期にはブラックアウトと呼ばれる文字盤が存在しています。(ブラックアウトのモデルに関しては次回紹介していきます)また文字盤の『T-SWISS-T』表記が『SWISS』になり、その後『SWISS MADE』に変更していたり、ブレスがシングルロックからダブルロックに変更されたりしています。
現在でも人気が高く、中古で安くても30万円以上はだいたいしていますね。しかも海外では40万円代がほとんどです!!!10年前ぐらいは20万円代前半で売っていたんですが…。
多分Ref.114270の生産終了してRef.214270に変更したあたりから価格が高騰してきているような気がします。
今までの経験上、値段がこれからも少しづつ高騰していくと思うので大切に使用していきたいモデルですね!
メンテナンスを考えてる方は、時計修理専門店シエンにご相談下さい!