こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。
本日は今も生産されている現行のデイトナ Ref.116520を紹介します!
2001年から今も販売しているデイトナ!
このモデルから、ロレックスが自社開発したムーブメント(Cal.4130)を搭載したデイトナとなります。
自社開発ムーブメントの改良点を修理会社からの目で説明します。
●ダブルブリッジになったことで安定性と耐久性を!
テンプを支えるブリッジが前Cal.4030は片方から支えていましたが、両方から支えるブリッジになったことで、安定性や耐久性を向上させています!
●パワーリザーブが長くなった!
前モデルのパワーリザーブは約50時間だったが、約70時間まで大幅にアップ!
●ハック機能搭載!
ハック機能がつくことで、秒針を止めることができ、正確な時間を合わすことができる!
●パラクロム製のゼンマイ
帯磁性、衝撃性、温度変化に対して強度が増している!(2005年頃からブルーのヒゲゼンマイになっている)
●垂直クラッチ式中間車の採用!
動力を縦に伝えるための機構で、クロノグラフ作動時の針飛びやトルクのロスが少ないとされています。
ムーブメントとしては、動力伝達の効率化もそうですが、メンテナンス性が向上されたことで、精度も出しやすくオーバーホールをおこなえます。
ちなみに、時計修理専門店シエンでの『デイトナ Ref.116520』 オーバーホール(分解掃除)基本料金は、34,000円(税抜)です。
定期メンテナンス、故障の際はご検討下さい!