オメガ スピードマスター プロフェッショナルの修理 Ref.3570-50

こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。

梅雨のせいか、ここ最近時計の湿気入りや水入りの修理が増えております。時計は定期メンテナンスをしていないと防水性は低下しているので、皆さん気を付けてくださいね!!

本日は最近修理のご依頼が多い、オメガ スピードマスター プロフェッショナル Ref.3570-50を紹介します!

3570-50

このモデルは手巻きスピードマスターの5thモデルに属しており、『ムーンウォッチ』と呼ばれています。なぜならこのモデルの3thモデルがNASAのテストをクリアし宇宙へ旅立った伝説のモデルで、このモデルはその後継機だからです。

 

1997年頃に新しく改良されたムーブメントCal.1861を搭載していますが、レマニア社のムーブメントを採用しているかなり高性能のムーブメントです!

Cal.1861

(レマニア社のムーブメントは、NASAの過酷なテストに合格しており、またパテック・フィリップにも供給しています)

このモデルはあえて宇宙に採用された時のデザインを崩さぬよう、風防もプラスチック風防をあえて採用しており、風防の丸みが昔ながらの味わいが感じさせてくれます。デメリットは、風防はキズが付きやすいです。でも磨くことができるのでほぼ綺麗になりますけど。

クロノグラフのムーブメントなので、オーバーホールは費用が高いので皆さん水入りには注意してくださいね。

OMEGA(オメガ)スピードマスター
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