こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。
本日は引き続き、デイトナのブレスについての紹介です。
●初期のオイスターブレス
このブレスは、金属の塊からコマを1つ1つくり抜いてつくられているのでオイスターブレスとも呼ばれています。またムクブレスともよばれていますね。
1970年代の後半からみられるようになっています。当時はシングルロックですべてがサテン仕上げになっています!!また現行との違いはフラッシュフィットの部分が別になっています。
●ダブルロックのオイスターブレス
1990年代半ば頃から、腕からの脱落防止の為にバックル部分がダブルロックになりました。またブレスの真ん中はポリッシュ仕上げになり高級感が増しています!(ポリッシュ仕上げになっていないのもあったかも…。)
Ref.16520に装備されています!
●ダブルロックのオイスターブレス(後期型)
Ref.16520の最後期モデルに(A品番かP品番)に装備されているフラッシュフィットとコマのエンドピースが一体化になりました。
●116520のオイスターブレス
バックル部に大きな変更がみられ、形はもちろんですが微調節する横穴がなくなり、バックルの内側に変更されました。またバックルの折り畳み部分もホールストップ式と呼ばれる頑丈なつくりに変更されています。