こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。
本日は惜しくも2007年頃(M品番)で生産終了したと思われるシードゥエラーの紹介です。
1991年頃に登場し、2007年頃に生産終了しました。前モデルのRef.16660からの変更点はムーブメントでCal.3135を搭載しています。非常に完成度が高く、飽和潜水の為のヘリウムガス・エスケープバルブの機能性は、知名度からも絶対的な機構です。
2008年バーゼルで、新作のシードゥエラー・ディープシーが登場し、
防水が3900m、904Lスチール製の44mmケース(裏蓋はチタン)やドーム型の厚いサファイアクリスタル、ブラックのセラクロムインサートに60分間の目盛りを刻んだ逆回転防止べゼル、夜光塗料がクロマライトなどさらにプロ仕様になりました。
ただ日本人の腕には少々大きいので、似合う人を選ぶモデルかと思いますが…。
今ではRef.16600の買取相場はだいたい40万前後になっているそうです。つまり販売金額も高くなっていますが、未使用モデルは定価609,000円より高く販売されている店もありますね。