こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。
本日からは、ロレックス GMTマスターの紹介をしていきます!!!
最初は、初代GMTマスターⅠからです!
1955年~1959年に登場したとされるGMTマスターⅠ。
このモデルの特徴はいろいろありますが、
●1つ目・・・プラスチックベゼル!生産がわずかな為かなり希少モデルです。ベゼルはプラスチック製の為、耐久性がわるかったので、次のモデルからはステンレスに変更されました。
つまりRef.6542が希少にもかかわらず、コンディションの良いプラスチックベゼルはさらに希少です。
●2つ目・・・24時間針も当時はミニ針と言われる三角が小さいデザインでした。この針も劣化してしまい交換されて通常の三角針に交換されているものもたくさん目にします。
●3つ目・・・リューズガードがない唯一のGMTマスターです。
●4つ目・・・世界初の両方向巻上げ式のCal.1030、もしくはCal.1066が搭載されています。
GMTマスターは、パンナム航空オフィシャルモデルとして採用され、パイロットから高い支持を獲得していました。
アンティーク市場でかなり高額で取引されており、コンディションによっては400万円以上…。200万円代も多いですが、基本的には価格は要相談ですね。