こんにちは。時計修理専門店シエンの山口です。
本日はロレックス エクスプローラーⅠの後期型モデルの紹介をします。
このRef.1016 後期型は1972年頃~1988年頃まで生産されたモデルです。
前期型との大きな違いは、やはりムーブメントがCal.1570に変わりハック機能が付いたことです。(ハック機能とは、リューズを時間合わせの位置にセットすると秒針が止まる機能です)
1970年頃~1980年代後半までの長い期間生産されていたので、途中で若干のマイナーチェンジも行っています。
・1970年代は主に巻きブレスが採用されていましたが、途中で無垢ブレスに変更されています。
・風防がドーム型からフラット型にきりかわっていきました。1980年後半頃から!!!
Ref.1016は長い期間生産されてきましたが、その年式によっても人気が大きく異なります。基本的にはハック機能がついた後期型の方が人気があり、価格も前期型より高い市場で取引されています。
特に最終品番に近いシリアルがR品番やL品番は人気が高く100万円前後で取引されています。もちろんコンディションや付属品にもよります!!!