オーバーホール修理事例

ロレックスのオーバーホール工程について

熟練した修理技術者によるロレックスのオーバーホール工程

ロレックスのメンテナンス

ロレックスのオーバーホールは、ムーブメントを分解・洗浄し、経験豊富な技術者により調整を行います。精度点検や防水検査、巻上点検も徹底し、お客様に安心してご使用いただけるようコンディションを仕上げさせて頂きます。また、オーバーホールとセットで外装の磨き上げもご希望のお客様は、サービス価格にて新品仕上げをご用意しております。ヘアライン仕上げや鏡面仕上げなどを行い、時計本来の輝きを取り戻します。さらに、防水性能や精度が細かく検査するため、品質の安心と信頼性も保証します。オーバーホール終了後は、1年間の品質保証をお付けしております。オーバーホールや修理のご依頼、ご相談は時計修理専門店シエンまでお気軽にお問合せ下さい。オーバーホールご希望のお客様には、専用の無料梱包キットもご用意させて頂きます。(日本全国で対応しております。)

STEP 01

分解

ロレックスの裏蓋はスクリューバックになっているため、専用工具を使って裏蓋を開けます。その後はムーブメントを取り出し、歯車からゼンマイまで全ての内部パーツを分解します。分解に行う工具は、毎日技術者が手入れしたロレックス専用の工具を使っているため、ムーブメントに傷・汚れが付くことがありません。

STEP 02

ムーブメント・ケース・ブレスの洗浄

分解したムーブメントパーツを専用のバスケットに１つ１つ収め、各部品専用の薬品を使用して超音波洗浄を行います。ケースやブレスも超音波洗浄にて徹底的に汚れを除去し、洗浄後も目視にて１つ１つ汚れ取れているのか確認してから次のステップへ進みます。

STEP 03

部品の交換

ロレックス専任の技術者が劣化や摩耗しているパーツを精査します。精査する上では、多くの時計パーツを精査してきた豊富な経験が求められます。パーツ交換が必要な場合、ロレックスの純正部品を使用して交換対応いたします。CIENでは独自の仕入れルートがあるため、ロレックスのパッキンから歯車まで、様々なパーツをご用意する事が可能です。

STEP 04

ムーブメントの組立と注油

パーツの擦れを防ぐため潤滑油を使用して組み立てます。各パーツに適した潤滑油、そして量を熟練した技術者の手で正確に組み立てることで、高い精度を保つことが可能になります。

STEP 05

タイミング調整（時間調整）

ロレックスの精度調整は、テンプの調整や測定器を使用しながら調整していきます。技術者は細心の注意を払ってテンプを調整します。精度は日差10秒以内を基準とし調整させて頂きます。(基本的に日差はマイナスにならないよう、プラスで調整させて頂いております。)

STEP 06

ケースとブレスレットの新品仕上げ（研磨）

新品仕上げは、オーバーホールを全般的に行う技術者では無く、ロレックス専任の研磨技術者が対応させて頂きます。丁寧にケースとブレスレットを点検し、消耗していたり傷ついた部品の交換をします。各部分フォルムを崩さないよう磨きあげ、ヘアライン仕上げや鏡面仕上げなど、新品さながらな仕上がりをお約束します。 ※オーバーホールをされたお客様には、サービス価格(8,000円~(税抜))で新品仕上げのご案内もさせていただいております。